矢上大元神楽団

八岐の大蛇
八岐の大蛇
天神<矢上子供神楽>
天神<矢上子供神楽>

概要

社中名 矢上大元神楽団
所在地 邑智郡邑南町矢上
代表者名 秋田 勝秀
代表者住所 邑智郡邑南町矢上
発足時期 1871年 団員数 30
代表者 秋田 勝秀
代表者 秋田 勝秀

沿革

年・月 活動内容
毎年1月 正月元旦奉納舞(1日午前0時~)
平成25年10月 諏訪神社式年神楽
諏訪神社例大祭の前夜に奉納神楽を行います
予定
6月予定 チャリティ神楽大会(邑南町社会福祉協議会主催)
9月予定 邑南町子供神楽大会(神楽共演大会実行委員会主催)
11月予定 陰陽神楽共演大会(JA島根おおち石見支所主催)
邑南和楽チャリティー余芸大会

代表者あいさつ

 現在の団員は、秋田勝秀団長以下男性15名、女性2名、職業も様々で年齢も20代から60代と幅広い集まりですが、古くからの伝統芸能の伝承に努めています。
 神楽は、石見地方の大元神社の式年祭のときに(5年に1度)のみ行われていたもので、この式年大元神楽は日本神楽史上特異な地位を占めており、遠くは八幡紳以前より信仰の行事として伝承されてきていたと言われております。


 矢上神楽団は、この大元神楽の系統を引いており、明治初年までは神職神楽として舞われておりましたが、明治4年に郷神楽として「矢上大元神楽団」が発足し現在に至っております。
舞の調子は「6調子」でゆっくりとした中にも壮厳な舞いで、古くからの伝統をそのままに伝えていくようにしております。

 

 諏訪神社境内で夜を徹して舞う式年祭は、現在では4年に1度行われ、平成21年10月24日に奉納いたしました。また、広島県の旧大朝町、旧千代田町の方で舞われている神楽も矢上の神楽が伝えられたと言われていますが、現在は、「8調子」で新舞いとして盛んに舞われています。
明治42年1月26日東京座に出演して以来、大阪高島屋、東京三越劇場、靖国神社春季大祭、出雲 大社拝殿上棟式、奈良吉野新宮大祭、その他ハワイ、岩手、東京、福井、福島、大阪、広島などの各種行事やイベントに出演し、輝かしい伝統にふさわしく各地で名声を伝え、大元神楽の保存に努めています。

 また、平成20年7月いわみ西保健所の園児並びに矢上小学校の児童の保護者の皆さんのご協力により、矢上子供神楽団の結成を致しました。
団員数は13名で、これまで週2回~3回の練習を重ね、町内の福祉施設や商店街の催物やイベント、自治会の敬老会等に出演させていただき、多くの方々に喜んでいただいています。

得意演目

八岐の大蛇、大江山、八また

保持演目

四方堅、御神卸、八また、磐戸、太鼓口、天神神武、鐘馗、天蓋、大江山、剣舞、刹面塵輪、黒塚、八岐の大蛇、恵比寿、剣舞